TOP
CAST
CASEY AFFLECK
AS CHRIS ALLEN
ケイシー・アフレック/クリス・アレン役
―アトランタ市警ギャング対策班に新たに加わった実直な警官。人為的に“トリプル9”を発動させようとするマイケル一味の殺しの標的となる。

1975年、マサチューセッツ州ファルマス生まれ。兄のベン・アフレックと共演した『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』(97)などで頭角を現し、『オーシャンズ11』(01)とその2本の続編に出演。西部劇『ジェシー・ジェームズの暗殺』(07)での演技が絶賛され、全米批評家協会賞助演男優賞などに輝き、アカデミー賞にもノミネートされた。その後の主な出演作は『ファーナス/訣別の朝』(13)、『インターステラー』(14)、『ザ・ブリザード』(16)など。『容疑者、ホアキン・フェニックス』(10)では監督、製作、撮影、編集、出演を兼任した。

CHIWETEL EJIOFOR
AS MICHAEL ATWOOD
キウェテル・イジョフォー /マイケル・アトウッド役
―ロシア系犯罪組織のもとで働くギャングのリーダー。足を洗おうとしていたが、ひとり息子を人質にされ、無謀な犯罪計画に身を投じる。

1974年、イギリス・ロンドン生まれ。『アミスタッド』(96)で映画デビューを果たす。その後は『ラブ・アクチュアリー』(03)、『ダウト』(05)、『キンキーブーツ』(05)、『トゥモロー・ワールド』(06)、『インサイド・マン』(06)、『アメリカン・ギャングスター』(07)、『2012』(09)、『ソルト』(10)などに出演。『それでも夜は明ける』(13)ではアカデミー主演男優賞とゴールデン・グローブ男優賞(ドラマ部門)にノミネートされ、イギリス・アカデミー賞主演男優賞を受賞。近作に『オデッセイ』(15)、『シークレット・アイズ』(15)がある。

ANTHONY MACKIE
AS MARCUS BELMONT
アンソニー・マッキー/マーカス・ベルモント役
―アトランタ市警ギャング対策班に所属する悪徳警官。ギャングの一員だという素性を隠し、新人のクリスとコンビを組むことに。

1979年、ルイジアナ州ニューオーリンズ生まれ。『8 Mile』(02)で映画デビュー。その後は舞台で活動するとともに、『ハート・ロッカー』(08)などで注目を集めた。最近ではマーベル・コミックス映画のメンバーに加わり、『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(14)、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(16)などでサム・ウィルソン/ファルコン役を演じている。そのほかの主な出演作は『ミリオンダラー・ベイビー』(04)、『リアル・スティール』(11)、『ランナーランナー』(13)、『クーパー家の晩餐会』(15)など。

AARON PAUL
AS GABE WELCH
アーロン・ポール/ゲイブ・ウェルチ役
―マイケル率いるギャングのメンバー。精神的に問題を抱えた元警官で、ドラッグやアルコールに依存し、仲間に厄介者扱いされる。

1979年、アイダホ州エメット生まれ。1990年代末から「ビバリーヒルズ高校白書」など数多くのTVドラマや映画にゲスト出演。大反響を呼んだ2008年スタートのTVシリーズ「ブレイキング・バッド」のジェシー・ピンクマン役で視聴者を魅了し、プライムタイム・エミー賞助演男優賞を3度受賞した。主な映画の出演作は『エクソダス:神の王』(14)、『ニード・フォー・スピード』(14)、『パパが遺した物語』(15)など。最近では、2014年にスタートしたNetflixのアニメ・シリーズ「ボージャック・ホースマン」で製作総指揮と声の出演を務めている。

CLIFTON COLLINS, JR.
AS Franco Rodriguez
クリフトン・コリンズJr./フランコ・ロドリゲス役
―アトランタ市警の殺人課に籍を置くギャングのメンバー。頭に血が上って暴走しがちな性格で、リーダーのマイケルとしばしば対立する。

1970年、カリフォルニア州ロサンゼルス生まれ。1990年代から数多くの映画、TVシリーズに出演し、多彩な役柄をこなすバイプレーヤーである。とりわけフィリップ・シーモア・ホフマンと共演したベネット・ミラー監督作品『カポーティ』(05)におけるペリー・スミス役で印象を残した。そのほかの主な出演作は『バベル』(06)、『サンシャイン・クリーニング』(08)、『処刑人Ⅱ』(09)、『アドレナリン:ハイ・ボルテージ』(09)、『エクスペリメント』(10)、『パシフィック・リム』(13)、『PARKER/パーカー』(13)、『トランセンデンス』(14)など。

NORMAN REEDUS
AS RUSSEL WELCH
ノーマン・リーダス/ラッセル・ウェルチ役
―ゲイブの兄で、ギャングのサブリーダー格。最も冷静沈着な性格の持ち主で、銀行襲撃の際には仲間たちを逃がすナビゲート役を務める。

1969年、フロリダ州ハリウッド生まれ。画家、写真家、モデルとして活動。1990年代後半から映画界に進出し、バイオレンス映画『処刑人』(99)などで注目される。2010年スタートのTVシリーズ「ウォーキング・デッド」におけるクロスボウの名手、ダリル役で人気を博した。そのほかの主な出演作は『ミミック』(97)、『ブレイド2』(02)、『ベティ・ペイジ』(05)、『パンドラム』(09)、『処刑人Ⅱ』(09)、『声をかくす人』(11)、『マイ・ライフ・メモリー』(13)、『スティーラーズ』(13)、『お!バカんす家族』(15)など。

TERESA PALMER
AS Michelle Allen
テリーサ・パーマー/ミシェル・アレン役
―クリスの妻で、一児の母親。夫を心から愛しているが、何事にものめり込みやすい性格である彼のことを気に懸けている。

1986年、オーストラリア・アデレード生まれ。『明日、君がいない』(06)の主演を務め、オーストラリア映画協会賞主演女優賞の候補になった。その後、ハリウッドに拠点を移し、ニコラス・ケイジと共演した冒険ファンタジー『魔法使いの弟子』(10)、青春ロマンス仕立てのゾンビ映画『ウォーム・ボディーズ』(13)のヒロイン役などで印象的な演技を披露している。そのほかの主な出演作は『呪怨 パンデミック』(06)、『ベッドタイム・ストーリー』(08)、『アイ・アム・ナンバー4』(11)、『X-ミッション』(15)など。

GAL GADOT
AS Elena Vlaslov
ガル・ガドット/エレナ・ヴラスロフ役
―イリーナの妹。マイケルとは恋人同士で、彼とのひとり息子の面倒を見ているが、イリーナとは微妙な関係にある。

1985年、イスラエル生まれ。2004年にミス・ユニバース世界大会に出場したのち、モデルとして活動し、2007年にスタートした母国のTVシリーズ「Bubot」で主演を務める。ハリウッドの人気シリーズ第4作『ワイルド・スピード MAX』(09)で映画デビューを飾り、第5作『ワイルド・スピード MEGA MAX』(11)、第6作『ワイルド・スピード EURO MISSION』(13)にもジゼル役で出演した。最近では『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』(16)にダイアナ・プリンス/ワンダー・ウーマン役で出演し、自身が主役の『Wonder Woman』が2017年公開予定。

WOODY HARRELSON
AS SGT. DETECTIVE JEFFREY ALLEN
ウディ・ハレルソン/ジェフリー・アレン役
―アトランタ市警重大犯罪課のベテラン刑事。私生活は荒んでいるが善良な人物で、甥っ子のクリスを実の息子のように可愛がっている。

1961年、テキサス州ミッドランド生まれ。『ワイルドキャッツ』(85)で映画デビューし、NBCの長寿シリーズ「Cheers」で好評を博した。その後は幅広い役柄をこなし、『ラリー・フリント』(96)でアカデミー主演男優賞、『メッセンジャー』(09)で同・助演男優賞にノミネート。そのほかの主な出演作は『ナチュラル・ボーン・キラーズ』(94)、『キングピン/ストライクへの道』(96)、『ゾンビランド』(09)、『ファーナス/訣別の朝』(13)、『グランド・イリュージョン』(13)など。最近では『ハンガー・ゲーム』シリーズ(12・13・14・15)やTVシリーズ「TRUE DETECTIVE/二人の刑事」(14)でも健在を示した。

KATE WINSLET
AS IRINA VLASLOV
ケイト・ウィンスレット/イリーナ・ヴラスロフ役
―ロシア系犯罪組織を率いる冷酷なボス。獄中の夫を救い出すため、子飼いのマイケルを脅迫してアメリカ政府の関連施設を襲わせる。

1975年、イギリス・レディング生まれ。映画デビュー作『乙女の祈り』(94)で鮮烈な印象を残し、『いつか晴れた日に』(95)でアカデミー助演女優賞にノミネートされた。その後も『タイタニック』(97)、『アイリス』(01)、『エターナル・サンシャイン』(04)、『リトル・チルドレン』(06)でアカデミー賞候補となり、『愛を読むひと』(08)で同・主演女優賞を初受賞。『スティーヴ・ジョブズ』(15)で同・助演女優賞へのノミネートを果たしたことも記憶に新しい。そのほかの主な出演作は『ホリデイ』(06)、『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』(08)、『とらわれて夏』(13)など。

Filmarks
映画.com特集